アンチクライマックス法でいきましょう。

 僕の結論は、、、、、

 ?先手の場合(トロン側から見て書いていきます)

 幸運にも先手を取ることに成功した場合、マリガン判断をミスらない限り、大抵は勝てるでしょう。この結果はひとえに相手の明確なクロックに対してカウンター(マナリーク、リマンド)が間に合うということにあります。相手(セレズニア)の主な行動
は1T目にマナクリ→2T目以降はクロックという形でしょう。先手の場合、2マナを立ててクロックの召還にレスポンスできるため、選択の幅が広がりとても楽にさばくことが可能です。また、少しでも早く高マナ域のフィニッシュカード(ワイルドファイアー、ヘルカイト)にたどり着けるのも先手有利な理由ですね。僕の調整での勝率は7−3でトロン有利です。

 ?後手の場合

 そして不幸にも後手になってしまった場合、勝つためのハードルが急に高くなります。これは前述の事柄と全く反対の事象で、相手の明確なクロックに対してカウンター(リマンド、マナリーク)が間に合わないからです。こちらが後手の場合、2マナがアクティブになる前に相手の場には明確なクロック(3点クロックまたは2点クロック)が存在してしまうのです。でも、これだけでは不利になる然したる理由にはなりません。この後、あるカードの恐怖がちらつくことで後手ではトロンが若干不利になってしまいます。
 〜その壱〜で紹介したレシピには入っていませんでしたが、これからのスタンダート環境で緑を相手にする上で無視できないカードがあります。そうです。皆さんもお分かりのとおり岩石樹の祈りです。このカードがあるので相手のクロックへの対処はほとんどの場合、相手が4マナがアクティブになる前、つまり自分のメインファイズでやることになるでしょう。一応相手のエンド時でも可能ですが、その場合は3点若しくは2点はくらってしまい、相手は更なるクロックを追加してくるでしょうから、結局のところ後手後手になってしまいます。
 さらにトロンVSセレズニアの相性をセレズニア有利に傾けるカードがあります。それは先手のときは触れませんでしたが、サッフィーその人であります。彼女の存在は、電解の有効性を減少させ、はたまたワイルドファイヤーにナチュラルに耐性を生み(ロクソドンと2マナ、サッフィーが立っていたら目も当てられません)、さらには彼女自身が明確な2点クロックとして働きます。
 と、いろいろと書いてきましたが、以上の事柄が後手で不利(先手後手関係の無い部分もありますが、、w)理由です。僕の調整での勝率は4−6でセレズニア有利です。


 ということで、あくまで僕自身の主観的な考えではありますが、一概にトロンが有利というだけで片付けてしまうには難しいマッチアップであると思われます。


 次回、第3回はサイドボードを踏まえての相性について、、

 書くはずw

 さらばじゃw

 

コメント

メタル
2006年10月26日14:23

相手のデッキレシピが完全にわかってるのであれば
サイドの仕方はこのままでもいいと思うけど
もしセレズニア側に照らす光が入っていたらと考えると
呪文嵌めはサイドに落とさないほうがよいのでは?

AKKA
AKKA
2006年10月27日0:08

た、確かに、、、そのとおりです。他のサイドとしてパッセージなんかも考えられるので、やはりスネアは抜かないほうがいいですかね?

メタル
2006年10月27日0:50

パッセージもそうやし
サッフィーも増える可能性があるから
スネアは抜かないほうがええと思うよ

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