PTQとPWCCの詳細?レポ(デッキ解説あり)
2014年3月11日 日常 コメント (4)一区切り(挨拶
というわけで、書いていきます。連日の遠征なので、ところどころ記憶が抜け落ちている点もありますが、ご容赦頂けたら幸いです。
・PWCCに向けて(デッキ選択)
異動のためにPWCから遠ざかって久しい僕ですが、PWCCは別腹です。ミスターを2回も経験した今でもPWCCの優勝には手が届いていないので、それなりにやる気はありました。目標は優勝!…とまでは行かなくても、自分の最高順位ベスト4以上はいけたらなーって思っていました。そして、勝つためには適切なデッキ選択が必要です。こちらに来てからも定期的にスタンダードをプレイしている僕ですが、それは地方メタが介在するもので、そのまま持っていって勝てるかは甚だ疑問でした。なので、ネットから仕入れた情報を元にほぼ全てのデッキに対して、自分でプレイテストをしてみることにしたのです。
青白(t黒)系やGR(t黒)のメジャーなデッキから始まり、バーンや英雄的なようなニッチなデッキまで。一通り試してみたところで分かったことがありました。環境には青白デルバーのような王者のデッキは存在しないということです。その代わりといっては何ですが、青白系とGR系、そして黒単信心系が頭一つ抜けていることも分かりました。僕のデッキ選択はここから始まります。
まず、手をつけたのは黒単信心。環境の初期からプレイしていたこともあり、抵抗無く調整は進みました。デッキの動きに多様性を持たせるために様々な色を足したりもしましたが、黒単が苦手とするところのアグロに対して、ギルドランドの2点のライフは余りにも致命的だったために然程時間は掛からずに単色に戻っていきます。黒単ではないのですが、多めに赤をとったラクドスコンはかなり好感触だったことは付記しておかなければいけません。序盤は確定除去になり、後半はテンポを取り返すスペルとなるミジウム。除去コントロールというデッキタイプにぴったりと嵌ったPWのチャンドラ。そして、一撃必殺のラクドスリターン。とかなり魅力的な選択でしたが、前述の理由によりお蔵入りとなりました。時を同じくして、三日月ブラックという黒単も流行っていたのですが、一見してこれは黒単信心とは別デッキで囲いを上手く運用できていないものだったので候補には入りませんでした。
次はGRです。といっても、GRのレシピは殆ど完成されていて、安定性の向上を目指すか、同系に強くするためにt黒をしてデッキパワーを上げるかを選択するかだった気がします。僕の最終的な調整は純正にして軟泥をたくさん積む(そして、サイドには12セッシとバーニングアースをとる)という構成でしたが、後の結果を見るに素直にt黒をした方が良かったっぽいですね。45、戦慄掘り、ラクドスリターンは最もですが、ブラスカは秀逸ですね。GRが手のとど無かったところにぴったり嵌る感じが最高です。
最後は青白系です。直近のPTQにて瀬畑さんが勝利していらっしゃったので、そちらのレシピを参考にさせて頂きました。青白系を使うときの癌であるGR系を見事克服した形でとても良いデッキです。僕はメインの刃を価格にしましたが(その後、瀬畑さん本人もメインは価格の方がよいと変更していました)、GRに絶対に勝つという意思を見せるのならば、メインの刃のほうが殺意があって良いでしょう。青白系はメインボードの強さでは群を抜いていると思います。相手の除去を腐らせるというメリットもそうですが、序盤を只管捌いて啓示で勝ちという単純で明快なプランがその強さを後押ししています。しかし、それがそのままデメリットにもなってしまうところが残念です。ブン周りと云われるものが皆無のため、事故を起こした相手にもある程度は付き合ってゲームをしなければならないところです。この点は普通は気にならない部類のものですが、長いラウンドを戦うことが約束されているトーナメントでは為るべくケアしたいと僕は考えてしまいます。
と、以上3つのデッキを調整した結果、何とも申し訳ないことなのですが、どのデッキの勝利期待値も同じ、あとは当たり運だろう…と本末転倒的なことを考えながら、3つのデッキを携えてPTQとPWCCに望みました。前日のFNMにて最終的に決定したのですが、それも「この中では一番プレイに自信があるから。」という漠然としたものです。しかし、どのデッキを納得の行くレベルまでレシピは突き詰めて行けたと思っていたので、勝利への不安はありませんでした。
そして、使用したデッキはこれです。
「The standarded perfect black」
メイン 60枚
18《沼/Swamp》
3《欺瞞の神殿/Temple of Deceit(TH)》
4《変わり谷/Mutavault(M14)》
4《群れネズミ/Pack Rat(RR)》
4《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie(M14)》
4《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RR)》
4《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(TH)》
4《思考囲い/Thoughtseize(TH)》
4《肉貪り/Devour Flesh(GC)》
1《究極の価格/Ultimate Price(RR)》
1《胆汁病/Bile Blight(BG)》
4《地下世界の人脈/Underworld Connections(RR)》
4《英雄の破滅/Hero’s Downfall(TH)》
1《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms(M14)》
サイド
3《強迫/Duress(M14)》
3《闇の裏切り/Dark Betrayal(TH)》
1《真髄の針/Pithing Needle(RR)》
3《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb(M14)》
1《胆汁病/Bile Blight(BG)》
2《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead(TH)》
・デッキ解説
全部を解説する意味は薄いと思いますので、普通の黒単信心と違うところについて書いていこうと思います。
①ランドが25枚
黒単信心というと占術ランドが4枚でランドが26枚というのが普通だと思いますが、この構成で回してみたところ、度々マナフラッドに悩まされたことを思い出します。ストレートに5マナ出すためにはランドは27枚が理想、占術ランド&コネクションなどのキャントリップ&スペクターなどで供給手段があるために1枚減らして26枚…と漠然と考えていましたが、それはあくまで感覚を域を出ていません。そこで某有名プレイヤーに相談したところ、ランド25の占術3でも十分以上に回るよとのお達しを頂けたので、思い切ってランドを25に削ることに踏み切りました。因みに空いたスロットに採用したカードは闇の領域のリリアナです。私的には5枚目のコネクション(アドバンテージ獲得手段)というスペースですが、最悪除去にもなりアグロ相手にも腐らないのが偉いです。また、青白相手のプレッシャーは言わずもがなですね。
②3マナ域は生命散らしのゾンビを4枚
青白系とGRが多いならば当然の選択だと思います。偶に青白系相手はスペクターの方がいいのでは?という声を聞きますが、3/1威嚇というボディが本当に心強いのでより優先されると考えてます。また、副次的な効果ですがハンドを見れるのもかなり大きな理由です。普通の黒単だとメインは囲いしかないため、ハンドを見てのプラン立ての行動が起こしにくいのですが、ゾンビをメインで取ることによりこれを克服できます。あとは、早いターンに谷をセットしたいというプレイスタイル的な問題もあります。自分の考える黒単はコントロールし切るというよりは、相手と刺し違えると考えた方が良いデッキのため序盤に稼げるダメージはとても貴重なので、1T目に置ける谷は至高なのです。
③除去スペースは肉貪り4胆汁病1価格1
黒単のメインの2マナ域除去スペースに求めることは「相手の減速」だと思っています。その点で肉貪りは非常に優秀です。相手がどんな生物のスタートでも(例え呪禁を持っていたとしても)遅らせることが出来ます。ライフを与えてしまうことは黒単のメインプランから見るとマイナス要素かと考えられますが、自分が負けてしまってはプランも何もありませんのでそこには目を瞑りましょう。また、ニッチなデッキですがバーン相手のせめてもの抵抗というスペースでもあります。対バーンではライフゲインをするカードで如何に軸をずらすかが勝負の分かれ目になりますが、商人は頭蓋割りの格好の餌食です。その点、肉貪りは2マナと比較的軽いコストのためにまだワンチャンスが存在するということなのです。バーン相手に限らず、自分に撃てることも視野に入れておくとプレイの幅が広がり、良い結果に繋がると思います。胆汁病1&価格1は完全にメタの産物です。胆汁病はGRに弱すぎるために数を減らしていきました。その代わりに入ったのはGRにも黒単にもそこそこに効く価格というわけです。どちらも確定スペースというわけではなく、メタによって変えていくのが望ましいです。
④サイドボードの選択
強迫はコントロール用。ハンデス8枚にしてしまうとデッキが薄くなり過ぎるので3枚までに抑えています。闇への裏切り3は同系&ラクドスアグロ用。胆汁病が出た昨今でも同系はネズミゲーなので、そのネズミを倒すためにも相手の胆汁病を避けるためにも有用です。針は5枚目のダウンフォール的なスペースです。3マナでの確定除去がある現在でもPWで攻めてくるデッキには弱いので保険的な意味合いで取っています。刃3はGR相手の最高の除去、胆汁病1はアグロ相手に入れる除去スペースですが別のものでも良いかもしれません。唯一現在も悩んでいるスペースです。ボム2は面で攻めてくるデッキと置物対策に。瞬発力のあるカードではないので入れすぎに注意します。エレボス神はコントロールとライフゲインを主とするカード対策。1枚で相性がひっくり返る素晴らしいカードです。
一通り解説も終わったところで、トーナメントレポに移りたいと思います。
PTQ二クスへの旅in新宿。315人の9回戦。4-0して2バイを手に入れる!!
R1 黒単 ○○
R2 黒単 ○○
R3 青白コン@ブラマス ○○(マナ残っていた霊異種が除去れた)
R4 青黒英雄的 ○○
R5 エスパーミッド@kwhmさん ○×○(G2は普通に負け。G3サイドが嵌った)
R6 青白コン@ゆうやん ○×○(G2ぺスの対処が遅れて負け)
R7 黒単@みつひで ××(G1マナフラ。G2ダブマリ)
R8 RG@ハゲワラさん ○×○(G2除去ハンドkpでクロック引かずにPWに飲まれる)
R9 黒単t赤@あんちゃん ○○(G2初手沼からスタートしたため2点無駄にする><)
最後ガチられたために8-1で2位抜け。
Qf 青白コン@ゆうやん ×○○(G1相性通り負け)
Sf 赤t白バーン@野育ちさん ×○○(G1肉貪り持っていたのにネズミ出して負け><)
F 黒白ミッドレンジ@カモ君 トス
本戦の日程を聞いて見た所、参加できるか危うかったので、絶対に行きます!というカモ君にトスって終了。本戦も頑張ってね!
カモくん勢と軽く祝勝会?をして、カモ亭にしけ込む。楽しかった。ありがとう!
PWCC。109人の8回戦。目指すは優勝!
R1 BYE
R2 バーン@準優勝者 ×○×(G1相手先手4キル。G3スカルラック2枚目引かれて負け)
R3 エスパーコン ○○
R4 青t白@工藤さん ×○○(G1マナフラ)
R5 黒単@ほまひ ○×× ポン。今年も駄目だったか…
R6 ラクドスコン ○○
R7 グルールt黒@スモ ○○
R8 エスパーミッド@kwhmさん ○○
6-2。順位賞のパックゲト…><
という感じで勝つ所を間違えた週末でした(ちゃんちゃん
さらばじゃ!
というわけで、書いていきます。連日の遠征なので、ところどころ記憶が抜け落ちている点もありますが、ご容赦頂けたら幸いです。
・PWCCに向けて(デッキ選択)
異動のためにPWCから遠ざかって久しい僕ですが、PWCCは別腹です。ミスターを2回も経験した今でもPWCCの優勝には手が届いていないので、それなりにやる気はありました。目標は優勝!…とまでは行かなくても、自分の最高順位ベスト4以上はいけたらなーって思っていました。そして、勝つためには適切なデッキ選択が必要です。こちらに来てからも定期的にスタンダードをプレイしている僕ですが、それは地方メタが介在するもので、そのまま持っていって勝てるかは甚だ疑問でした。なので、ネットから仕入れた情報を元にほぼ全てのデッキに対して、自分でプレイテストをしてみることにしたのです。
青白(t黒)系やGR(t黒)のメジャーなデッキから始まり、バーンや英雄的なようなニッチなデッキまで。一通り試してみたところで分かったことがありました。環境には青白デルバーのような王者のデッキは存在しないということです。その代わりといっては何ですが、青白系とGR系、そして黒単信心系が頭一つ抜けていることも分かりました。僕のデッキ選択はここから始まります。
まず、手をつけたのは黒単信心。環境の初期からプレイしていたこともあり、抵抗無く調整は進みました。デッキの動きに多様性を持たせるために様々な色を足したりもしましたが、黒単が苦手とするところのアグロに対して、ギルドランドの2点のライフは余りにも致命的だったために然程時間は掛からずに単色に戻っていきます。黒単ではないのですが、多めに赤をとったラクドスコンはかなり好感触だったことは付記しておかなければいけません。序盤は確定除去になり、後半はテンポを取り返すスペルとなるミジウム。除去コントロールというデッキタイプにぴったりと嵌ったPWのチャンドラ。そして、一撃必殺のラクドスリターン。とかなり魅力的な選択でしたが、前述の理由によりお蔵入りとなりました。時を同じくして、三日月ブラックという黒単も流行っていたのですが、一見してこれは黒単信心とは別デッキで囲いを上手く運用できていないものだったので候補には入りませんでした。
次はGRです。といっても、GRのレシピは殆ど完成されていて、安定性の向上を目指すか、同系に強くするためにt黒をしてデッキパワーを上げるかを選択するかだった気がします。僕の最終的な調整は純正にして軟泥をたくさん積む(そして、サイドには12セッシとバーニングアースをとる)という構成でしたが、後の結果を見るに素直にt黒をした方が良かったっぽいですね。45、戦慄掘り、ラクドスリターンは最もですが、ブラスカは秀逸ですね。GRが手のとど無かったところにぴったり嵌る感じが最高です。
最後は青白系です。直近のPTQにて瀬畑さんが勝利していらっしゃったので、そちらのレシピを参考にさせて頂きました。青白系を使うときの癌であるGR系を見事克服した形でとても良いデッキです。僕はメインの刃を価格にしましたが(その後、瀬畑さん本人もメインは価格の方がよいと変更していました)、GRに絶対に勝つという意思を見せるのならば、メインの刃のほうが殺意があって良いでしょう。青白系はメインボードの強さでは群を抜いていると思います。相手の除去を腐らせるというメリットもそうですが、序盤を只管捌いて啓示で勝ちという単純で明快なプランがその強さを後押ししています。しかし、それがそのままデメリットにもなってしまうところが残念です。ブン周りと云われるものが皆無のため、事故を起こした相手にもある程度は付き合ってゲームをしなければならないところです。この点は普通は気にならない部類のものですが、長いラウンドを戦うことが約束されているトーナメントでは為るべくケアしたいと僕は考えてしまいます。
と、以上3つのデッキを調整した結果、何とも申し訳ないことなのですが、どのデッキの勝利期待値も同じ、あとは当たり運だろう…と本末転倒的なことを考えながら、3つのデッキを携えてPTQとPWCCに望みました。前日のFNMにて最終的に決定したのですが、それも「この中では一番プレイに自信があるから。」という漠然としたものです。しかし、どのデッキを納得の行くレベルまでレシピは突き詰めて行けたと思っていたので、勝利への不安はありませんでした。
そして、使用したデッキはこれです。
「The standarded perfect black」
メイン 60枚
18《沼/Swamp》
3《欺瞞の神殿/Temple of Deceit(TH)》
4《変わり谷/Mutavault(M14)》
4《群れネズミ/Pack Rat(RR)》
4《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie(M14)》
4《冒涜の悪魔/Desecration Demon(RR)》
4《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(TH)》
4《思考囲い/Thoughtseize(TH)》
4《肉貪り/Devour Flesh(GC)》
1《究極の価格/Ultimate Price(RR)》
1《胆汁病/Bile Blight(BG)》
4《地下世界の人脈/Underworld Connections(RR)》
4《英雄の破滅/Hero’s Downfall(TH)》
1《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms(M14)》
サイド
3《強迫/Duress(M14)》
3《闇の裏切り/Dark Betrayal(TH)》
1《真髄の針/Pithing Needle(RR)》
3《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb(M14)》
1《胆汁病/Bile Blight(BG)》
2《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead(TH)》
・デッキ解説
全部を解説する意味は薄いと思いますので、普通の黒単信心と違うところについて書いていこうと思います。
①ランドが25枚
黒単信心というと占術ランドが4枚でランドが26枚というのが普通だと思いますが、この構成で回してみたところ、度々マナフラッドに悩まされたことを思い出します。ストレートに5マナ出すためにはランドは27枚が理想、占術ランド&コネクションなどのキャントリップ&スペクターなどで供給手段があるために1枚減らして26枚…と漠然と考えていましたが、それはあくまで感覚を域を出ていません。そこで某有名プレイヤーに相談したところ、ランド25の占術3でも十分以上に回るよとのお達しを頂けたので、思い切ってランドを25に削ることに踏み切りました。因みに空いたスロットに採用したカードは闇の領域のリリアナです。私的には5枚目のコネクション(アドバンテージ獲得手段)というスペースですが、最悪除去にもなりアグロ相手にも腐らないのが偉いです。また、青白相手のプレッシャーは言わずもがなですね。
②3マナ域は生命散らしのゾンビを4枚
青白系とGRが多いならば当然の選択だと思います。偶に青白系相手はスペクターの方がいいのでは?という声を聞きますが、3/1威嚇というボディが本当に心強いのでより優先されると考えてます。また、副次的な効果ですがハンドを見れるのもかなり大きな理由です。普通の黒単だとメインは囲いしかないため、ハンドを見てのプラン立ての行動が起こしにくいのですが、ゾンビをメインで取ることによりこれを克服できます。あとは、早いターンに谷をセットしたいというプレイスタイル的な問題もあります。自分の考える黒単はコントロールし切るというよりは、相手と刺し違えると考えた方が良いデッキのため序盤に稼げるダメージはとても貴重なので、1T目に置ける谷は至高なのです。
③除去スペースは肉貪り4胆汁病1価格1
黒単のメインの2マナ域除去スペースに求めることは「相手の減速」だと思っています。その点で肉貪りは非常に優秀です。相手がどんな生物のスタートでも(例え呪禁を持っていたとしても)遅らせることが出来ます。ライフを与えてしまうことは黒単のメインプランから見るとマイナス要素かと考えられますが、自分が負けてしまってはプランも何もありませんのでそこには目を瞑りましょう。また、ニッチなデッキですがバーン相手のせめてもの抵抗というスペースでもあります。対バーンではライフゲインをするカードで如何に軸をずらすかが勝負の分かれ目になりますが、商人は頭蓋割りの格好の餌食です。その点、肉貪りは2マナと比較的軽いコストのためにまだワンチャンスが存在するということなのです。バーン相手に限らず、自分に撃てることも視野に入れておくとプレイの幅が広がり、良い結果に繋がると思います。胆汁病1&価格1は完全にメタの産物です。胆汁病はGRに弱すぎるために数を減らしていきました。その代わりに入ったのはGRにも黒単にもそこそこに効く価格というわけです。どちらも確定スペースというわけではなく、メタによって変えていくのが望ましいです。
④サイドボードの選択
強迫はコントロール用。ハンデス8枚にしてしまうとデッキが薄くなり過ぎるので3枚までに抑えています。闇への裏切り3は同系&ラクドスアグロ用。胆汁病が出た昨今でも同系はネズミゲーなので、そのネズミを倒すためにも相手の胆汁病を避けるためにも有用です。針は5枚目のダウンフォール的なスペースです。3マナでの確定除去がある現在でもPWで攻めてくるデッキには弱いので保険的な意味合いで取っています。刃3はGR相手の最高の除去、胆汁病1はアグロ相手に入れる除去スペースですが別のものでも良いかもしれません。唯一現在も悩んでいるスペースです。ボム2は面で攻めてくるデッキと置物対策に。瞬発力のあるカードではないので入れすぎに注意します。エレボス神はコントロールとライフゲインを主とするカード対策。1枚で相性がひっくり返る素晴らしいカードです。
一通り解説も終わったところで、トーナメントレポに移りたいと思います。
PTQ二クスへの旅in新宿。315人の9回戦。4-0して2バイを手に入れる!!
R1 黒単 ○○
R2 黒単 ○○
R3 青白コン@ブラマス ○○(マナ残っていた霊異種が除去れた)
R4 青黒英雄的 ○○
R5 エスパーミッド@kwhmさん ○×○(G2は普通に負け。G3サイドが嵌った)
R6 青白コン@ゆうやん ○×○(G2ぺスの対処が遅れて負け)
R7 黒単@みつひで ××(G1マナフラ。G2ダブマリ)
R8 RG@ハゲワラさん ○×○(G2除去ハンドkpでクロック引かずにPWに飲まれる)
R9 黒単t赤@あんちゃん ○○(G2初手沼からスタートしたため2点無駄にする><)
最後ガチられたために8-1で2位抜け。
Qf 青白コン@ゆうやん ×○○(G1相性通り負け)
Sf 赤t白バーン@野育ちさん ×○○(G1肉貪り持っていたのにネズミ出して負け><)
F 黒白ミッドレンジ@カモ君 トス
本戦の日程を聞いて見た所、参加できるか危うかったので、絶対に行きます!というカモ君にトスって終了。本戦も頑張ってね!
カモくん勢と軽く祝勝会?をして、カモ亭にしけ込む。楽しかった。ありがとう!
PWCC。109人の8回戦。目指すは優勝!
R1 BYE
R2 バーン@準優勝者 ×○×(G1相手先手4キル。G3スカルラック2枚目引かれて負け)
R3 エスパーコン ○○
R4 青t白@工藤さん ×○○(G1マナフラ)
R5 黒単@ほまひ ○×× ポン。今年も駄目だったか…
R6 ラクドスコン ○○
R7 グルールt黒@スモ ○○
R8 エスパーミッド@kwhmさん ○○
6-2。順位賞のパックゲト…><
という感じで勝つ所を間違えた週末でした(ちゃんちゃん
さらばじゃ!
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参考にするわ(。・ω・。)
GP北京で使うデッキの参考にしますm(_ _)m
ネクストレベルブラックの誕生期待してるw
>サンダーさ
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>ZAZAさ
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