スタンのメタの話

2016年4月18日 Magic: The Gathering

風の強い晴れた雨の日（挨拶

　
　何と無くスタンの話。PTの前だけど、以下の三つのデッキはその後の環境も生き残りそうなので。

・バントカンパニー
　先週に引き続き今週も勝ちに勝ちまくったデッキ。前環境からデッキパワーは証明されており、問題はマナベースだけと云われていたが、蓋を開けてみたらマナベース以外にも違いが見られた。大きな変化は大変異要素を廃しよりテンポ偏重の構成となっているところ。薄暮変身→トカゲ→中隊or反射ドロコマの流れは前環境のバントカンパニーのそれを越える速度でプレッシャーを与えてくる。こんなことを云うとロングゲームは弱くなっているんじゃ…って思う人が居るけど、新入生の不屈の追随者のお陰でマナフラにもある程度耐性があるという。まあ、見た目も強いし、使っても強い単純明快なレシピである。
　マナベース以外のところはこの二週間で固まりつつあり、PTでも余り変化は起こらないだろうと予想している。これから、使ってみようとしている人は自分なりのマナベースを考えてみて、PTで答え合わせをしてみると面白いかも。少なくても海外のレシピを鵜呑みにしちゃだめ。

・白系人間
　先週爆発的に勝利し、今週も生き残ったデッキ。同じアグロ系の赤黒吸血鬼と違い、ピン除去にある程度耐性があり、ギデオンやアンセムの存在によりミドルレンジでも戦えるのが今週も耐えた理由だと思う。反射魔道師をタッチした白青、ドロコマ＆ラトホルムをタッチして白緑などがあるが、人間系デッキの一番の利点は１→１＋１→アンセムの動きだと考えているので白単が一番おススメ。マナベースは３枚目まではストレートに置きたいので２１枚の無色土地は無しの構成で、サイド後に重いカードを使う場合にはランドを用意しよう。

・青赤ゴーグル
　先週テッド・アンダーソンが使用し注目を集め、今週にかけて流行の兆しを見せているデッキ。デッキレシピだけではその強さは分からないので、気になった方には是非回してもらいたい。一見ガリガリデッキだが、使用してみると意外と「太い」デッキ。基本はゴーグルからの圧倒的なアドバンテージで勝つが、それ以外にも氷の中の存在やチャンドラ（又は火力）で押し切ることも可能でプレイスキルが試される。新環境のコントロールデッキ？（動きはコンボっぽいかもしれませんが）の中では随一の完成度なので、ジェイスの早いターンの変身を諦めきれない人は乗り込めｗ

　そんな感じ。これらのデッキはPTでもメタの上位を占めるだろうし、GP東京まで生き残ると思うので、スタンを練習中の人は触っておいた方が良いかも。

　来週こそは遠征したいな。予定は未定。

　さらばじゃ！